過去本の紹介(歴史)椿と花水木―万次郎の生涯  上下巻 

こんにちは!

最近仕事がバタバタしており、久しぶりの更新となります。

新幹線から見た富士山

夏場と違って冬(もう3月なので春ですが・・)は、新幹線から富士山がよく見えて綺麗ですね。

新大阪から約1時間40分後、進行方向左側でシャッターチャンスをいつも待っています(笑!)

 

さて、今回はジョン万次郎の事を書いた本を紹介します。

 

ジョン万次郎の存在を知らなかったですが、いまから約200年近く前に生まれたジョン万次郎の運命的な事柄が紹介されています。

 

・読もうと思ったキッカケ(200字程度)

 会社内で小説を回し読みをしており、その時に手に取った本が、今回ご紹介する書籍となります。

 

・感想(200字程度)

 1827年(文政10年)1月1日中ノ浜で生れた万次郎は、14歳の時に漁船に乗り込み漁に出ましたが、乗り込んだ漁船が黒潮の流れに乗り太平洋を漂流してし、仲間と共に辿りついた鳥島で過ごします。

5ヶ月弱後、通りがかった米国の捕鯨船ジョン・ハウランド号に救出され、アメリカ本土に到着、捕鯨船の船長に万次郎は養子として育てられ、語学(英語)を学び捕鯨船に乗り込み、航海技術を学び、副船長にまでなります。

 

当時の捕鯨船は抹香鯨や背美鯨を漁獲し鯨油を採っており、大西洋、太平洋と陸が見えない大海原へも航海出来る捕鯨船と航海技術がありましたが、日本での漁船は陸が見える範囲での航海であり、追い風を帆に受けて進むので、向かい風や強すぎる風では湾内に退避し足止めとなり、陸地からは離れられないとても効率の悪い航海でした。

 

そんな中、進んだ造船技術や航海技術、語学を含め米国で色んな事を万次郎は勉強しました。当時は鎖国日本で海外からの帰国した者は死罪もしくは幽閉生活を強いられていたのですが、万次郎は帰国を決心し日本へ向います。

 

あまり、ネタバレしてしまうと面白くないので後は読んでのお楽しみですが、米国へ一人辿り着いた万次郎が悲観せず、前向きに生活をして行く心意気には感動させられます。

 

・オススメ度(★1~5) ★★★★

 

特にこんな人に・・・

 漂流、冒険、実在する人物の物語が好きな方にお勧めです。

 

読みやすさ (★1~5) ★★★★

話題性 (★1~5) ★

学べる度 (★1~5) ★★

ドキドキ度 (★1~5) ★★★

しんみり度 (★1~5) ★★

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。感謝!