本の紹介(お金・ビジネス)プライベートバンカー
皆様、こんにちは!
最近はなかなか更新出来ておりませんでした・・
年度末というのは何かと忙しいですね(← いいわけですが・・・)
さて、今回は”プライベートバンカー”を紹介します。
・読もうと思ったキッカケ(200字程度)
シンガポールに在住する日本人に、シンガポールの経済事情を聞いたところ、この本を勧められた為に読みました。
・感想(200字程度)
大金持ちをタックスヘイブン(租税回避地)であるシンガポールに呼び寄せて、資産管理・運用し信託手数料を受け取るビジネスが書籍のタイトルとなる“プライベートバンカー”と言われます。主人公の杉山智一(本名)氏は実在する人で、野村證券のトップセールスマンを辞め、三井住友BKを経てヘッドハンティング会社の紹介により、シンガポールの銀行へ入社しプライベートバンカーとして働き始めます。
杉山氏の入社時の契約条件(ノルマ)として1年間で新しい顧客より100億円の資産を集め、1億円の利益獲得となっており、懸命に働いて大富豪とコネクションを構築し、プライベートバンカーとして稼いでいきます。
シンガポールは相続税や贈与税がない租税回避地の為、世界の富豪が集まってきており、Facebookの共同創業者や村上世彰(村上ファンド)が在住しています。
書籍では大富豪のお金を巡って詐欺や殺人未遂事件もあり、シンガポールの“光と影”が赤裸々に紹介されるので、今まで考えていたイメージが変わりました。
もし、自分がシンガポールに行く際には、今までと違う視点で見てみたいと思います。
オススメ度(★1~5) ★★★★★
特にこんな人に・・・資産形成に興味がある人
読みやすさ ★★★★
話題性 ★★★
学べる度 ★★★★
ドキドキ度 ★
しんみり度 ★
最後まで読んで頂きありがとうありがとうございました。感謝!
過去本の紹介(歴史)椿と花水木―万次郎の生涯 上下巻
こんにちは!
最近仕事がバタバタしており、久しぶりの更新となります。
夏場と違って冬(もう3月なので春ですが・・)は、新幹線から富士山がよく見えて綺麗ですね。
新大阪から約1時間40分後、進行方向左側でシャッターチャンスをいつも待っています(笑!)
さて、今回はジョン万次郎の事を書いた本を紹介します。
ジョン万次郎の存在を知らなかったですが、いまから約200年近く前に生まれたジョン万次郎の運命的な事柄が紹介されています。
・読もうと思ったキッカケ(200字程度)
会社内で小説を回し読みをしており、その時に手に取った本が、今回ご紹介する書籍となります。
・感想(200字程度)
1827年(文政10年)1月1日中ノ浜で生れた万次郎は、14歳の時に漁船に乗り込み漁に出ましたが、乗り込んだ漁船が黒潮の流れに乗り太平洋を漂流してし、仲間と共に辿りついた鳥島で過ごします。
5ヶ月弱後、通りがかった米国の捕鯨船ジョン・ハウランド号に救出され、アメリカ本土に到着、捕鯨船の船長に万次郎は養子として育てられ、語学(英語)を学び捕鯨船に乗り込み、航海技術を学び、副船長にまでなります。
当時の捕鯨船は抹香鯨や背美鯨を漁獲し鯨油を採っており、大西洋、太平洋と陸が見えない大海原へも航海出来る捕鯨船と航海技術がありましたが、日本での漁船は陸が見える範囲での航海であり、追い風を帆に受けて進むので、向かい風や強すぎる風では湾内に退避し足止めとなり、陸地からは離れられないとても効率の悪い航海でした。
そんな中、進んだ造船技術や航海技術、語学を含め米国で色んな事を万次郎は勉強しました。当時は鎖国日本で海外からの帰国した者は死罪もしくは幽閉生活を強いられていたのですが、万次郎は帰国を決心し日本へ向います。
あまり、ネタバレしてしまうと面白くないので後は読んでのお楽しみですが、米国へ一人辿り着いた万次郎が悲観せず、前向きに生活をして行く心意気には感動させられます。
・オススメ度(★1~5) ★★★★
特にこんな人に・・・
漂流、冒険、実在する人物の物語が好きな方にお勧めです。
読みやすさ (★1~5) ★★★★
話題性 (★1~5) ★
学べる度 (★1~5) ★★
ドキドキ度 (★1~5) ★★★
しんみり度 (★1~5) ★★
最後まで読んで頂きありがとうございました。感謝!
本の紹介(加藤シゲアキ氏の本) オルタネート
皆様 こんにちは!
バレンタインがありましたが、チョコはいくつもらえましたか?
私、義理チョコですが、もらえました!
いくつになってもこの時期はどきどきしますね!
さて、加藤シゲアキ氏の本を読んだので紹介させて頂きます、
・読もうと思ったキッカケ(200字程度)
NEWSのメンバーである加藤シゲアキ氏が本を書いている事を知り興味があり読んでみました。
・感想(200字程度)
著者の加藤氏は、NEWSの活動の他に、執筆活動を行なっており、この“オルタネート”は直木賞の候補6作品に残ったが、残念ながら受賞は逃しました。
2012年より作家としてデビューしていたらしく、本作で加藤氏の書籍の事を知りました。
本書の題名、または内容の中心となる“オルタネート”とは、利用条件が高校の入学式から卒業式までの、高校生限定のSNSアプリとなります。ユーザー同士の直接のやりとりや、検索機能では相性のいい人のお勧めをする機能、ブログを投稿できる機能などがあります。
本書では、私立円明学園高校を舞台とし、調理部部長の“新見蓉”やオルタネートの信者とも言える“伴凪津”、高校を中退した“楤丘尚志”を主要人物として恋愛、友情、家族などが描かれています。
話の構成としては、新見が学校対抗の料理対決に出場が決まり優勝を目指す物語と、オルタネートの機能として相性のいい人がピックアップされたので彼氏捜しの為に会いに行く伴凪津、そして高校を中退した楤丘尚志は大阪から単身上京し私立円明学園高校に忍び込み、昔のバンド仲間に会いに行く物語があり、場所の違いはあるけれど、全て私立円明学園高校、オルタネートを中心に結びついて行きます。
作家、伊坂幸太郎や東野圭吾のような、物語の最初から伏線があり複雑な展開から最後にすっきりと回収(解決)と言うようなタッチではなく、ほのぼのとした高校生活を思い出すような内容になっています。
特に料理対決では、本格的な料理の作り方が記載されており、興味が沸く内容です。
登場人物がそれほど多くはないですが、加藤氏の書き方なのか、登場人物の名前が非常に覚えにくい小説でもありました。
オススメ度(★1~5) ★★★★
特にこんな人に・・・加藤シゲアキ氏のファン、高校生の思い出を懐かしみたい人等。
読みやすさ ★★★★★
話題性 ★★★★
学べる度 ★
ドキドキ度 ★★★
しんみり度 ★★
最後まで読んで頂きありがとうありがとうございました。 感謝!
過去本の紹介(時代小説)竜馬がゆく 全8巻
皆様こんにちは!
2023年も1月が過ぎ、もう2月に入りました。
昨年まで2年間在宅ワークをしていたので、会社に行く回数も少なければ、時差出勤していたので朝の出勤も遅く、余り寒さは感じていなかったのですが、
今年の冬は毎日通常出勤の為、朝の寒さがきついです!
冬らしいですが、春が恋しい今日この頃です。
さて、今回は”竜馬がゆく”を紹介させて頂きます。
・読もうと思ったキッカケ(200字程度)
今から数年前に外部セミナーに参加した際に、必読本だったので全8巻を読みました。
・感想(200字程度)
“竜馬がゆく”に登場する坂本龍馬は、よくテレビ番組等で“理想の上司像”や“尊敬する歴史上の人物”等で紹介されておりましたが、自分自身が勉強不足で坂本龍馬って??のレベルで、薩長同盟を始め大政奉還を成し遂げた事はまったく知らず、外部セミナーの必読本でなければ読む事はありませんでした。
小説の内容は、土佐の郷士に生まれ土佐藩を脱藩し、江戸へ剣術留学をしている時にペリー提督が率いる黒船が浦賀に着き、それを龍馬が山影から覗き見をし、遠いアメリカから日本まで来る技術の脅威と、鎖国をしていた日本を憂い“開国”に向けて走り出します。
その後、勝海舟との出会いがあり神戸海軍塾塾頭になり、亀山社中(後に海援隊)を設立し、持っていた船で貿易、海運等、“商業”を盛んに行いました。
物語の後半は、犬猿の仲であった薩摩藩と長州藩を、『長州は武器が欲しい』『薩摩はお米が不足』と言うお困り事があり、相手の欲しいものをうまく調達し(利害の一致)、藩で競い合う事では無く日本と言う大きな視野で平和を目指し、海外の技術を取り入れ産業の発展と、平和の為に、薩摩藩と長州藩を説得し“薩長同盟”を結び、その後“大政奉還”をも成し遂げた。
龍馬は、日本の10年、20年、30年後のビジョンを明確に持っており、開国・平和・産業の発展を成し遂げた偉業は素晴らしいと感じました
ご存知と思いますが、“竜馬がゆく”のトピックです。
・日本最初の新婚旅行:日本で最初の新婚旅行をしたのは、龍馬とお龍と言われおり、鹿児島の霧島方面へ行きました。
・龍馬の移動距離:土佐、大坂、江戸、京都、兵庫、下関、長崎、鹿児島と動き回っていた龍馬の総移動距離(船も含む)は、2万㎞~4万㎞と言われています。
・三菱財閥:龍馬と共に海援隊の一員で会計担当であった岩崎弥太郎は三菱財閥の創始者である。
・オススメ度(★1~5)
★★★★
特にこんな人に・・・
歴史の入門、幕末の勉強をしたい方、坂本龍馬の偉業を改めて知りたい方
読みやすさ (★1~5) ★★★
話題性 (★1~5) ★★★
学べる度 (★1~5) ★★★★
ドキドキ度 (★1~5) ★★
しんみり度 (★1~5) ★
上記は、第一巻となります。8巻まであるので、長い小説ですが続きが読みたくなる内容です。
最後まで読んで頂きありがとうありがとうございました。
本の紹介(コミュニケーション)この世の中を動かす暗黙のルール 人づきあいが苦手な人のための物語
皆様 こんにちは!
先日、今年初のゴルフへ行って来ました。
その日は、最低気温マイナス1度、最高気温4度の中でのゴルフだったので、とても寒く、途中では雪も降り、なかなかハードな一日となりました。
スコアは、ぼろぼろでしたが、友人と楽しい時間を共有する事が出来ました。
・読もうと思ったキッカケ(200字程度)
人からのお勧め本として、読みました。
・感想(200字程度)
物語としては、失業して働く所もなく、家賃も滞納、電気代も支払うことが出来ない若者が、生きる気力を無くし自暴自棄になった時に、病院で知り合った入院患者仲間である“先生”との出会いにより、先生から人とのコミュニケーションの方法や考え方(物語で言う、世の中を動かす暗黙のルール)を教えてもらい、実践し生きる力、生きる方法を学んでいく物語になります。
世の中を動かす暗黙のルールは8つあり、実践して達成すると、次のルールを先生から教えてもらえます。
一つ目のルールは、『人は関心を共有する者を、仲間だと認める』です。これは、相手が何に関心を持っているかを意識、理解することにより、相手も自分の事に興味をもち理解する事と書かれており、主人公の若者は物語の中で実体験し理解していきます。
若者が1つ実践しクリアすると、また壁が出てくるので、先生に会いに行きルールを教えてもらい、また実践する流れとなります。
主人公の若者の人物像は、何処にでもいる人であり共感できる所が多くありました。
入院患者である“先生”が何故“先生と呼ばれるのかも、クライマックスで明らかになります。
オススメ度(★1~5) ★★★★
特にこんな人に・・・コミュニケーションの方法や人間関係で学びたい人にお勧めです。
読みやすさ ★★★★★
話題性 ★★
学べる度 ★★★★
ドキドキ度 ★★
しんみり度 ★★★★
最後まで読んで頂きありがとうありがとうございました。 感謝!
過去本の紹介(ファンタジー) ハリーポッター賢者の石~死の秘宝 ハードカバー版 全11巻
皆様 こんにちは!
寒い日が続いておりますね。
さて、ネットを使って英会話を学んでいるのですが、好きな食べ物を聞いた所、この写真の日清ラーメンで、1袋34円との事です。
カップラーメンは1つ500円と高いらしいので、袋麺が人気だそうです。
・読もうと思ったキッカケ(200字程度)
ノンフィクションや偉人の書籍が好きなので、世界中でハリーポッターが凄く流行った頃も、ファンタジー系の小説である本書籍には、まったく興味がなく手にする事もありませんでしたが、“ハリーポッターの小説は面白いですよ!”と社内の人からのお勧めもあり、読んだのがキッカケとなります。
・感想(200字程度)
ハリーポッターのハードカバー版 全11巻となっている長編物語です(現在 文庫版あり)赤ん坊であった“ハリーポッター”と言う主人公が、両親が亡くなった事により親戚の家へ預けられる所からスタートします。
ロンドンを舞台にした親戚の家での物語と、ロンドンのキングスクロス駅 9番3/4ホーム(9番と10番のホームの間である壁の中)から列車に乗って、魔法学校(ホグワーツ魔法魔術学校)へ行き魔法についての理論や実技を学ぶための学校での物語と、両方が展開されます。
ホグワーツ魔法魔術学校は全寮制で、9月の始業式~クリスマス休暇~夏休みを経て1年となり、7年制の学生生活を送ります。
一人前の魔法使いになるのが目標で勉学に励む中、魔法学校で出会った友人である“ロンとハーマイオニー”と共に子供から大人になるまでの成長を描かれ、物語が進むにつれ、悪の親玉 ヴォルデモートとの戦いに巻き込まれ、悲しい別れも経験します。
魔法や呪文、ほうきに乗って空を飛ぶ!等、現代では考えられない非現実的な世界観がある中、人間味溢れる所や友情もあり、物語の展開も早いので一気に読んでしまう小説です。
ハリーポッターの額には稲妻のキズが赤ん坊の頃よりあるが、何故、額に稲妻のキズがあるのか? 両親はどこに行ったのか? 悪の親玉ヴォルデモードとの因縁とは?ハリーが住んでいた親戚の家の秘密? 魔法学校の秘密?etc・・・となぞは盛りだくさん!
全世界で読まれた、ハリーポッターシリーズです。お勧めです!
・オススメ度(★1~5) ★★★★
特にこんな人に・・・ファンタジーが好きな方
読みやすさ (★1~5) ★★★
話題性 (★1~5) ★★★★
学べる度 (★1~5) ★★★★
ドキドキ度 (★1~5) ★★★
しんみり度 (★1~5) ★★
最後まで読んで頂きありがとうございました! 感謝
本の紹介(進路)大学で何を学ぶか
皆様 こんにちは!
先日、淡路島へ行った際に立ち寄った道の駅で撮った明石海峡大橋です!
淡路島では、名物のプレスタコや海鮮丼などを食べて、リフレッシュ出来ました。
さて、今回は、日本電産の創業者である、現代表取締役会長の永守氏が書いた書籍になります。
。
・読もうと思ったキッカケ(200字程度)
一時はモーレツ社長と言われるほど働いていた永守氏です。過去に永守氏の書籍は読んだことがあるのですが、新書という事で興味が沸き読んでみました。
・感想(200字程度)
日本電産の創業者である永守氏は、、世界No.1モーターメーカーに築き上げた“モウレツ経営者”で、業績不振の会社を次々と買収し立て直して企業を大きくしている人となります。
2018年に京都先端科学大学(旧:京都学園大学)の理事長に就任し、教育の変革に取り組んでいきます。
これは、グローバル企業である日本電産に於いて、一流大学を卒業した人と、いわゆる三流大学を卒業した人を、入社10年ほどの時点では仕事の成果に大きな差がないことがわかり、偏差値と仕事の成果は明確に結びつかない事を知りました。
この気づきにより、大学そのものの教育を考えるようになり、ちょうど大学の再建の話があったので理事長に就任し、教員の改革(“教える事” ⇒ “育てる事”)からスタートさせていきます。
永守氏が理事長に就任し授業を見学した時は、20年前の資料で学生に対して一方的に“教えてる”だけなので、学生も授業がおもしろくなく、居眠りをする学生が多くいました、永守氏より、“育てる”事を意識して欲しい事を教員へ伝え、教員も一生懸命工夫し授業が改善された事により、学生も熱心に授業を聞くように変化していきます。
京都先端科学大学のPR本とも読めるのですが、企業人からみたら変革した京都先端科学大学の学生と一度面談したくなる内容となります。また、永守氏は一代にして、世界NO1の企業にした経験や実績により、働く上で大切なことが書かれているので、若い世代の人が読んでもとても参考になる内容となるのでお勧めです。
オススメ度(★1~5) ★★★★
特にこんな人に・・・現役学生及び企業の採用担当者
読みやすさ ★★★★
話題性 ★★★★
学べる度 ★★★
ドキドキ度 ★
しんみり度 ★
最後まで読んで頂きありがとうございました。 感謝