本の紹介記事(ビジネス) ザ・ゴール 企業の究極の目的とは何か
普段、ビジネス書を中心に、仕事で必要な本を読んでおります。
学生時代、本を読む習慣は無かったのですが、この本との出会いで変化しました。
自分の視野の狭さです!
賢人が頭を使ってまとめた知識 = 本 これは読まんと損! と気づきました。
これから色んな書籍を紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします!
まず第一弾
タイトル:ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か
著者:エリヤフゴールドラット
- ・読もうと思ったキッカケ
初めてビジネス書を読んだのが本書『ザ・ゴール 企業の究極の目的とは何か』です。
キッカケは某IT企業の方が、社内制度を使ってアメリカへ留学し経営学修士(MBA)を取得するのが夢と熱く語っており、その為にもまずは中小企業診断士の資格勉強をしており、使っていた教材の一つが本書です。
その方より製造メーカーで勤めているのなら是非読んで見たらと言われたのがキッカケです。
・感想
赤字工場を主人公である工場長が、恩師と出会いTOC(制約の理論)を用いて売り上げを改善するストーリーです。ビジネス書なので一見難しい内容と想像しますが物語形式なのでサクサクと進む内容でありとても読みやすいです。
例えば、
生産工程に於いて、Aライン(1時間に10個生産) ⇒ Bライン(1時間に5個生産) ⇒ Cライン(1時間に5個)に於いて、Aラインで生産したモノをBラインへ、そしてCラインへ流した場合、同じ1時間でもAラインは10個生産してしまう為、Bラインの前には5個の在庫が膨れ上がってきます。
それぞれのラインでは一生懸命仕事をしていても、在庫が増えることにより手元のお金は減ってしまいます。
改善するには、Aラインの生産スピードを下げるか、B及びCラインの機械を増やして、1時間に10個生産することで、会社全体の生産性が向上します。
TOCは、全体最適化を目指しているので、どこがボトルネックになっているのか、見つけ出します。 ⇒ この場合ボトルネックは、BラインとCラインになります。
生産管理が主な内容ですが、企業の目的や部分最適と全体最適の違い、何が大事かがよく理解できます。
大変分厚い書籍ですが、自分のビジネス書の原点でありお勧めです。
・オススメ度★★★★
特にこんな人に・・・ビジネス書入門として
読みやすさ ★★★
話題性 ★★★
学べる度 ★★★★
ドキドキ度 ★
しんみり度 ★
最後まで読んで頂きありがとうございました。 感謝!
- ISBN-10 : 9784478420